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先輩からのメッセージ

  佐久長聖が目標としているのは、人間力を養うことです。
  私たちは人生を送っていく中で、乗り越えていかなければならないことがあります。
  大学受験や就職は、そのひとつのステップでしかありません。大切なのは、夢を一つ一つかなえ、なりたい自分になること。佐久長聖で、大きく成長し、花を咲かせていきましょう。

合格体験記

佐久長聖での6年間は、かけがえのない時間でした。

浜野 真滉さん(2017年度 卒業生)東京大学 文科三類 1年

  私は小学生の頃、勉強や寮生活に興味があったので佐久長聖中学に入学しました。中学時代は、学習面ではライバルと切磋琢磨しながら学力をつけていきながら、聖華祭や京都国内研修・カナダ語学研修などの行事にも全力で取り組みました。
  東大受験を強く意識し始めたのは中学3年から高校1年にかけてでした。自分の進路について早いうちから考え始めることができたのは、先生方による進路相談や充実したキャリア教育があったからであり、結果的にこうした早期からの受験への意識が合格に結びついたのではないかと思います。高校時代は学校の授業を中心に勉強を進め、高校3年になっても塾には通わず、先生方に答案を添削していただきながら受験勉強に取り組みました。苦しいときも先生方に親身に相談に乗っていただきました。また、中学1年次から6年間、競いあい励ましあった仲間たちの存在も受験期には心強い支えになりました。私の東大合格を心から喜んでくれた友達の姿を見て、佐久長聖で本当に素晴らしい仲間に出会えたと改めて実感しました。
  さらに、高校進級後は甲子園を目指す野球部や全国制覇を目指す駅伝部を間近で見られるのも私にとっては嬉しいことでした。とりわけ受験直前の駅伝部全国制覇からは大きな刺激を受けました。
  こうした素晴らしい仲間に出会える充実した環境で中高時代を過ごせたことは今後の糧になると思います。佐久長聖での経験を胸に今後も邁進して参りたいと思います。




私にとって佐久長聖は、贅沢な環境だったと思います。

増田 琴音さん(2017年度 卒業生)東京外国語大学 国際社会学部 1年

  私にとって佐久長聖での6年間は、やりたいことに全力で取り組むことができた6年間でした。突拍子もない挑戦であっても、やってみたいという意志を最大限尊重し応援してくれる環境が佐久長聖中学・高等学校には整っていたと思います。
  中学時代には、聖華祭や体育祭、海外研修、委員会など多くの課外活動のなかで「どうしたらうまくいくか」を主体的に考え実践し、クラスの団結を高めたり、何かに全力で取り組んだりすることの楽しさを学びました。また体験学習などでは、机に向かっているだけではできないような豊かな経験をたくさん積むことができました。
  高校進級後には、強化部である吹奏楽部へ入部し、高校2年次には長期の海外留学もしました。高校3年次には体調を崩して学校にいけない日々もありましたが、挑戦につきものである困難に打ちひしがれた時はいつでも、かけがえのない仲間たちが支えてくれました。
  6年間一貫して塾には通わず、先生方に言われたことを着実に行いました。中学時代からの日々の努力の積み重ねが結果的に合格につながったと思います。また受験直前は私の志望大学に合わせて一対一対応で細かな添削をしていただき、先生方の熱心な指導のおかげで受験を乗り越えることができました。
  6年間の日々を終えた今、改めて佐久長聖に通わせてくれた両親、支えてくださった先生方、そしてこれから一生の付き合いになるであろう仲間たちに最大限の感謝を伝えたいと思います。

夢を咲かせた先輩たち

3つの財産

内川 雄太さん(9期生)
    東京医科歯科大学 歯学部付属病院 勤務
    東京医科歯科大学 歯学部 歯学科 卒業

  『佐久長聖、一度見学に行ってみないか?』小6の4月、父に言われたこの台詞が全ての始まりでした。
  気がつけば佐久長聖高校を卒業し、早10年。職業柄、十代二十代の方々を長期に渡って治療する機会が多いため、お互い腹を割って色々な話をします。寮生活の話、毎朝ラジオ体操で1日が始まる話、夜の学習会の話など。どれも驚かれますが、それをどこか誇らしげに語る今の自分がいます。
  佐久長聖で過ごした6年間を改めて振り返ると、3つの大きな財産をいただいたように思います。1つめは“確かな学力”。学習塾いらずの充実した授業や先生方の手厚いサポートがありました。2つ目は“社会仁としての資質”。『5分前行動・3分前着席』などを通し、時間や規則を守るといった、社会人として必要な資質を身につけさせていただきました。そして3つ目は“生涯の友人”。6年間、同じ釜の飯を食い、一緒に笑い、時には喧嘩し、勉強に遊びに切磋琢磨してきた15年来の友人達。今でも付きに一度は顔を合わせる大切な仲間です。
  このような素晴らしい財産を与えてくださった佐久長聖、そして、全てのきっかけを与えてくれた父に、心から感謝したいと思います。




最大限に成長できる場所

東城 孝昌さん(10期生)
    気象庁 仙台管区気象台 地域火山監視・警報センター 勤務
    東北大学 理学部 宇宙地球物理学科 地球物理学コース 卒業

  佐久長聖在学中に、「気象台で働く」という目標を持ちました。現在はその目標を達成させ、仙台管区気象台で東北地方の火山の監視や評価を行っています。今思うと、自分の目標を達成させることができたのは、最大限の熱意をこめて教えてくださる恩師や自分の模範となる先輩や友人、勉学に励むことのできる素晴らしい環境のおかげでした。
  「気象庁」や「気象台」と聞くと、「天気予報をしている所」と思うかもしれませんが、実は、自然災害から国民の生命、身体、財産を守る「防災」のための施設です。大雨・洪水や土砂災害、火山の噴火などから国民を守るための情報を考え、発信をしています。そんな「防災」を考える上で必要なのは、気象、地震、火山の知識はもちろんのこと、その時の社会情勢や経済活動等も考慮することです。専門分野はもちろんのこと、総合的に物事を見ることが必要になってきます。佐久長聖での6年間では、授業はもちろんのこと、体験学習や語学研修でも様々な知見を得て、総合的に物事を考える習慣を身につけることができました。
  今日、自分が働くうえで必要な週間を身につけるまで支えてくださった佐久長聖に感謝しています。




佐久長聖から、世界へ

花里 文奈さん(11期生)
    全日本空輸株式会社 客室センター 勤務
    立教大学 文学部 文学科 フランス文学専修 卒業

  先日、バンクーバー便に乗務しました。カナダ語学研修以来、実に10年ぶりの訪問でした。あの研修が、私が英語を好きになり、世界に興味を持つきっかけとなった、大きなターニングポイントでした。
  私は今、客室乗務員として、世界中を飛び回る毎日を過ごしています。体力的に厳しいときもありますが、色々な場所へ行って、色々な人と出会う日々はとても刺激的です。
  ANAに入社して4年目を迎え、国際線エコノミークラスパーサー(責任者)、国内線チーフパーサーの業務を勉強しています。外国人クルーもいるため、基本的に打ち合わせは英語で行いますし、お客様も世界中からいらっしゃいます。そんな日々の中で思うことは、国際社会において、英語は単なる基本ツールでしかないということです。しかし同時に、最も重要なスキルでもあります。
  今、中学高校でホームステイを二度経験し、充実した英語教育を受けられる環境にあったことを感謝するとともに、中学生時代は未来の選択肢を広げる上で最も重要な時期であると実感しています。
  佐久長聖で学ぶ日々の中で、私は世界を繋ぐ仕事がしたいと思うようになりました。そして、外国の方が初めて接する日本人として、日本らしさを体現できる仕事を選びました。「おもてなし」とは何か。私は細やかに相手を想う気持ちだと思うのです。私の心ばかりの「おもてなし」に対して、世界中のお客様から頂く感謝の言葉が、今の私の原動力です。




卒業後6年経って

五味 香織さん(12期生)
    社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院 卒後臨床研修センター 勤務
    山形大学 医学部 医学科 卒業

  佐久長聖中高卒業後、医大で学び、現在は長野県内で研修医をしております。
  私は田舎の小さな小学校出身ですが、小学校卒業後から、県内外出身の様々な考えを持った仲間たちと出会えたのはとても大きな経験でした。友人たちとともに生活し関わりあうことで、幼いながらも視野を広げ、自分のやりたいことや目指すべき方向について客観的にかつ自主的に考えられるようになりました。
  佐久長聖での6年間で、国立大学医学部に進学できるだけの十分な学力はもちろん、勉強する習慣や考える習慣が身につきました。これは医学生時代だけでなく、働き始めた今でもとても役に立ったいます。勉強の努力は自分次第…と考える方もおられるでしょうが、努力を認め、支え、応援してくれる環境はとても大切です。佐久長聖にはそのひょうな環境が整っていて、努力し続ける習慣を自然と身につけさせてくれました。
  また、中高の友人たちとは13年目の仲です。今でも連絡を取り合っていて、皆の頑張っている話を聞くのは本当にいい刺激になります。このような友人たちとの出会いも佐久長聖ならではの魅力だと思っています。