類型別授業

常により高いレベルを目指し、
一人ひとりの個性と能力を伸ばす。

  東京大学および国公立大学医学部医学科など最難関大学への現役合格を目指す人、スポーツや文化・芸術のクラブ活動等で国内外の舞台で活躍し大学進学を目指す人。佐久長聖では、生徒一人ひとりが高い目標に向かって努力しています。
  それを支援するのが、教育課程をⅠ類・Ⅱ類に分けて効率化した「類型別授業」です。この教育システムのもと、学力を深め高める授業を行い、加えて高校3年間でそれぞれの目標が実現できるよう、課外補習や個別指導なども取り入れ、きめ細かな学習指導を実践しています。



《類型別授業》

Ⅰ類 最難関大学への現役合格を目指す。

Ⅰ類

医師、弁護士、公認会計士、国家公務員Ⅰ種などをめざして、最難関大学を志望する生徒を対象としています。

  夢の実現を目指し、放課後も遅くまで学習していく生徒が多くいますが、一番集中できる場所は、目標に向かって努力し合う仲間のいるホームルームのようです。高校3年の夏までクラブ活動を続け、現役で国立大学へ進学する生徒が多くいます。授業を最優先に、学校行事や部活で思いっきり学校生活を楽しむ。そして色々な場面で仲間同士が切磋琢磨し合う、そんな雰囲気のクラスがⅠ類です。




Ⅰ類 3年間の学習

  Ⅰ類の授業科目は高1の段階ではⅡ類と変わりません。ただし授業を進めるスピードは若干速いので、予習は欠かせません。また家庭、あるいは館(寮)に戻ってから、その日の全教科のノートの読み直しを最低2時間ほど費やし、その日の授業はその日のうちに頭に入れておくことが奨励されています。ただほとんどの生徒は、授業中に理解できなかったことを、その場、あるいは昼食時や放課後に職員室まで来て確認しています。生徒はこのように、積極的に教師を利用しています。ですから教師も常にその先を勉強しなければなりません。その結果、佐久長聖のⅠ類の授業はどんどんハイレベルになっていきます。




Ⅰ類の指導方針

放課後補習

  1・2年次は、学年やクラスの傾向に機敏に対応したり、部活動のあるなしにも対応できるように、学年担任団や教科担任の判断で補習が実施できるようにしています。3年次は、マーク・記述別及びグレード別に講座を設定し、1学期に部活動が終了した生徒が受講できる講座も設けています。


自学自習室の充実

  本校では、生徒間の切磋琢磨を重視する観点から、自習室の運営にも力を入れています。平日は、午後7時まで大教室2室を自習室として利用することができ、休日もお盆と正月の一定期間を除き、午前8時半から午後4時半まで大教室1室を学習室として利用できるようにしています。


個別指導の充実

  3年次には、小論文・面接が入試科目として必要な生徒を年度初めに登録させ、志望する学部等を加味して、教師がチームを組み、一人ひとりの指導にあたっています。また、1・2年生も希望すれば、文章の要約練習や入試問題の個別指導が受けられます。


各種検定の取得

  さまざまな検定を高校時代にできるだけ取得できるよう指導しています。特に英検は大学進学で一般入試を選択するときに、優遇されるもので、本校では英検2級取得を目指しています。そのほか、GTECやTOEIC、TOEFLなどへのチャレンジも勧めています。


放課後ゼミ

  火・木・金曜日の7限選択授業で放課後ゼミを実施しています。テーマを決めて6回1セットで1つの講座を開き、それを生徒は選択して受講します。模試が近づけばその対策講座や、学年の最初には前の学年の学習内容の復習など様々な内容のテーマを用意しています。


強化クラブとの両立

  Ⅰ類は特にハイレベルな学習を展開するコースですが、近年は強化クラブに在籍するⅠ類生が多くいます。駅伝部所属のⅠ類生は筑波大学に現役合格を、甲子園で4番を打った生徒が医学科を目指すなど、文武両道の活躍をみせています。



《類型別授業-Ⅱ類》

Ⅱ類 ハイレベルな部活動と大学進学学習の両立

Ⅱ類

スポーツや文化活動との両立など一人ひとりの個性を活かした活動や学習ができるよう、時間割編成を行っています。

  卒業生の進路は4年制大学から就職まで多岐にわたり、幅広い分野へ進めるのがⅡ類の魅力です。Ⅱ類はスポーツに打ち込むイメージが強いかもしれませんが、実際にはほぼ全員が大学合格を目指し、部活動との両立を実践しています。もちろんクラブに所属していない生徒も、高い志を持ち、進路実現に向けて日々努力を重ねており、最近は4年制大学への進学が多くなっています。さらに強化部に所属しながら、現役で難関国公立大学に合格する生徒も輩出しています。文武を両立させながらの毎日は忙しいですが、その分時間を有効に使ったり、部活動を通じて礼儀を学んだりと、生きていくうえで必要な力を身につけることのできる中身の濃い3年間を送ることができます。




Ⅱ類 3年間の学習

  Ⅱ類では大学進学と部活動の両立を目指し、一人ひとりの個性が活かせる授業を実施しています。カリキュラムは放課後の部活動を考慮した柔軟性のある時間割として、クラブでの活動を十分楽しみながら志望大学への進学を視野に入れた授業を構成して、志望大学への現役合格も可能な実力を養成します。もちろん部活に集中するあまり授業がおろそかにならないよう、クラス担任と部活顧問が連携を取りながら本人と面談をして適切なアドバイスを送り、学業に支障がでないように気をつけています。また、1年次の授業科目はⅠ類と揃えてありますので、本人の希望があれば、一年間の成果を担任団が判断しながらⅠ類へ類型を変更することも普通に行われています。




Ⅱ類の指導方針

文武両道の実践

  本校では、競技一辺倒の高校生活は決して生徒の将来にとって良いものになるとは考えていません。憧れの全国大会での活躍のための援助だけでなく、将来を見通して基礎学力をつけることも同様に重視。大学入試はもちろん、大学生活を充実させ、希望する職業に就くことも視野に入れた指導をしています。


個性伸長の重視

  部活動以外にも、特技をもった生徒たちの個性を発見し、その伸長を応援するように努めています。芸術大学へ進学してオペラ歌手を目指す生徒やスノーボード・ハーフパイプの世界大会で優勝した生徒もいます。ほかにも学業と並行してエアライフルやアーチェリーなどの特殊な競技を行う生徒もおり、大会やコンクールへの出場などを積極的に応援しています。


部活動の質の向上へ

  部活動で活躍をするためには、指導者の研鑽はいうまでもなく、練習環境の充実が求められます。また施設面での充実だけでなく、練習の質の向上にも努めています。関東圏の有力校との練習試合や大学生との合同練習など、学校のバスをフル活用しながら地の利を生かした練習環境を提供しています。


放課後ゼミ

  Ⅰ類と同様に、火・木・金曜日の7限選択授業で放課後ゼミを開催しています。各教科の基本的な内容から発展的な内容、模試対策など様々なテーマを設定します。Ⅰ類生と同じ講座を選択することも可能です。


選択授業

  Ⅱ類カリキュラムの特徴として多くの選択授業が設けられており、特に3年生では自身の卒業後の進路に合わせてより細かく授業を選ぶことができます。授業の選択にあたっては、事前のオリエンテーションや担任との面談を通じてアドバイスを受けながら選択します。


類の変更への対応

  Ⅱ類生徒が2年生に進級する際に、成績上位で希望する生徒はⅠ類へ転類することができます。転類後も強化クラブに在籍することは可能で、勉強とスポーツ・文化活動との両立を上手にこなし、共に成果を上げる生徒が多数います。